
そんな疑問に答えます。
ショアジギングにおいてメタルジグのカラーは釣果を影響する大きな要素。
天候やベイト(小魚)によって有効なメタルジグのカラーについて解説します。
ジギングにおいてメタルジグのカラーって重要でしょうか?
「ジグのカラーは釣果に関係ない!」って方もいれば、「絶対釣果に影響する!」って方もいるので、意見が分かれる部分です。
ちなみに、私は『ルアーカラーは釣果に影響する』と思っています。
なぜなら、天気によって見えやすいカラーは違うので、濁りが強いときにアピール力の弱いカラーでは魚に気付かれないこともあるワケです。
実際に「魚が釣れない状況でルアーのカラーを変えたら、すぐに魚が釣れた!」ってことも何度か経験しています。
メタルジグの状況ごとに有効なカラーについて解説します。
筆者はショアジギングをはじめて4年目のショアジギンガー。
初年度でマダイ・ヒラメ・イナダ・サゴシ・シーバスを釣ることに成功。
現在もショアジギングをメインに海釣りを満喫中。
水が澄んでいるとき

海の濁りがほとんどなく、水が澄んでいるときは魚の姿を確認しやすい状況。
しかし、魚にとっても辺りの様子が見えやすい状況と言えます。
そんなときに有効になるのはブルー系のメタルジグ。

このような状況でゴール系など目立つカラーばかりを使用していると、魚に見切られる可能性が高くなります。
ブルー系のメタルジグはアピール力はそこまで高くないものの、いかなる状況でも使えるカラーで、日中の水が澄んでいるときは主力となってくれます。
濁りが強いとき

雨が降った後などは海が濁ってしまい、魚がルアーに気付きにくい状況となります。
このような場合、アピール力の少ないブルー系などを使用すると、「魚に気付いてもらえない」ってことになってしまうわけです。
そんなときはピンクカラー。

あとアカキンは濁りの強いときでもアピール力があるのでオススメ。

アカキン(赤金)は濁っているときでも魚が発見しやすいカラーです。
有効なルアーカラーは以下の通り。
■状況に合ったカラーローテーション■
・水が澄んでいる時:ブルー系
・水が濁っている時:ピンク系
・水深の深いポイント:グロー系
・マズメ:ゴールド系
おすすめルアーカラーについて
リアルカラー系

■使うシーン■
・天候:晴れ
・水中の透明度:クリア
・アピール力:弱い
・時間帯:日中
リアルカラーはフィッシュイーターが捕食しているベイト(小魚)を表現したカラーのことです。
コノシロやアジ、キス、サヨリ、イワシなど色んなバリエーションがあります。
特徴としては実際に泳いでいる小魚に似せたカラーなので、違和感がありません。
アピール力は弱いので、水中の濁りが強い時に使う優先度は低くなってしまいますが、その分、自然なカラーなので魚に警戒心を与えないで使うことができます。
イワシ系

■使うシーン■
・天候:晴れ
・水中の透明度:クリア
・アピール力:弱い
・時間帯:日中
シルバーに黒点があるカラーをイワシカラーと言います。
その名の通り、イワシを再現したカラーですね。
リアルカラー同様にベイト(小魚)に似たカラーなのでターゲットの魚に違和感を与えずに使うことができます。
ゴールド系

■使うシーン■
・天候:くもり、雨
・水中の透明度:濁っている
・アピール力:強い
・時間帯:朝夕(マズメ)
ゴールド系はアピール力が強く目立つカラーになります。
魚に見切られてしまう可能性もありますが、水が濁っている状況であれば、強いアピール力は有効となります。
また朝まずめや夕まずめは光量が少ないので、ゴールド系のカラーがもっとも効くと言われています。
グロー系

■使うシーン■
・天候:くもり
・水中の透明度:普通
・アピール力:普通
・時間帯:マズメ
グローというのは発光という意味で、光を蓄積して発光します。
水深が深いポイントは太陽の光が少ないので、グロー系のカラーであれば安定したアピール力を発揮してくれます。
朝まずめや夕まずめなどの薄暗い状況であっても活躍してくれるカラーです。
ゼブラグローの他にもオールグローという、すべて発光するタイプのカラーもあります。
ルアーカラーは釣果を左右する

ルアーカラーはアピール力が強いものや違和感を与えないリアルカラーのものなどがあります。
セオリー通りのカラーを使っても釣果に繋がらないこともあるので、いろんなカラーを持っておいて試してみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。