
そんな疑問に答えます。
ダイソージグの飛距離・アクション・釣果について解説します。
100均のダイソーにメタルジグが売られているのはご存じでしょうか?

ダイソージグは100円で買うことができますが、気になるのは、『魚が釣れるかどうか?』でないでしょうか?
たとえ100円で買えたとしても、魚が釣れなかったら意味がありません。
魚が釣れやすい朝まずめと夕まずめは時間が限られているので、できるだけ釣果の良いメタルジグをぶん投げたいのがジギンガーです。
ってことで、僕自らダイソージグで釣りをしてみて、釣果やダイソージグは使えるジグなのか?ってことについて解説していきます。
筆者はショアジギングをはじめて4年目のショアジギンガー。
初年度でマダイ・ヒラメ・イナダ・サゴシ・シーバスを釣ることに成功。
現在もショアジギングをメインに海釣りを満喫中。

Contents
ダイソージグでヒラメ釣れます!
ダイソージグは釣れない?

ダイソージグと聞いてイメージすることって何でしょう?
そんな風に思いませんか?
実際、僕もダイソージグを使うよりだったら、「ジグパラやSHIMANOのメタルジグのほうが絶対釣れる!」
そう思っていました。
釣り場で出会ったショアジギンガーから「ダイソージグは釣れる!」
そんな話を聞いたので、さっそくダイソージグを買いに行きました。
そっこーでヒラメ釣れました!

ダイソージグを購入して早速キャストしてみることに。
ゴールデンタイムの朝マズメということもあり、まさかの4投目でヒット!
釣れたのは、48cmのヒラメでした!

マジかー!
おそるべし、ダイソージグ!
でも、たまたまダイソージグで釣れた可能性もあるので、後日再検証しに行きました。
最初はジグパラTGのゼブラグローをキャストしていましたが、反応なし…
そこでダイソージグに変更して10投くらいしたらヒット!
今回は前回よりもサイズダウンしましたが、30cmのヒラメが釣れました。

僕はダイソージグを使い始めて2回しか釣行に行っていませんが、ヒラメが2匹釣れました。
ほかの魚種を釣っていないので、確実なことは言えませんが、青物などのフィッシュイーターも釣ることができるはずです。
ダイソージグの飛距離は?

ショアジギングで大事になってくる飛距離。
僕の場合、ダイソージグは80mくらいでした。
飛距離はタックルや風速などによって変化します。
釣り具屋で売っている飛距離に特化したメタルジグであれば、90m以上飛ばすことができるのですが、さすがにそこまでぶっ飛びはしません。
「僕が使ってみた結果、飛距離が出る!」と思うメタルジグはジグパラTG。
タングステン製ゆえの小さいシルエットで、圧倒的な飛距離を再現しています▼

アクションについて

ダイソージグのしゃくり方は、一般のメタルジグと同じくワンピッチジャークでOK。
キャストしたらボトムをとって、ワンピッチジャークでアクション。
釣り具屋で売られているメタルジグと同じ使い方で魚が釣れます。
あとはワンピッチジャークのテンポを変えると、思い通りのレンジ(タナ)を泳がせることができます。
■ジャークアクションの例■
- ゆっくりとしたテンポでジャークすると、ボトムを重点的に攻めることができる
- 速めのテンポでジャークすると、少しずつ上のレンジを通すことができる
ざっくりとですが、ワンピッチジャークだけでも、使い方次第で魚が釣れます。
ワンピッチジャークのやり方・アクション方法を詳しく解説している記事はこちら▼

ダイソージグのフォール

ダイソージグはセンターバランスなので、フォール(沈下速度)はゆっくり、ヒラヒラと落ちていきます。
ゆっくりとフォールすると、魚に捕食するタイミングを与えていることになります。
「ストン」と落ちずに、ヒラヒラと落ちるのでアピール力もあると言えます。
塗装は意外と強い!

メタルジグの塗装ってメーカーによって違うのですが、ダイソージグの塗装は意外と強くできています。
テトラや障害物などにぶつかると塗装が剥がれてくるものですが、なかなか剥がれませんでした。
▼塗装が強いメタルジグのインプレはこちら▼

ダイソージグが売ってる店

ダイソージグが売っている店は、ずばりダイソーです(笑)
しかし、ダイソージグは全店舗に置いてるわけではありません。
ダイソージグの改造は1つだけ!
フックを替える

100円で買えるダイソージグですが、フックとスプリットリングは取り替えたほうがいいです。
というのも、ダイソージグについているフックとスプリットリングでは強度に不安があるので、市販されているものを装着しましょう。
ダイソージグは「コーティングしたほうがいい」という方もいます。
コーティングのメリットとしては、塗装が長持ちするからです。
しかし、個人的には「そこまでしなくていいんじゃない?」ってのが正直なところ。
さきほども紹介しましたが、ダイソージグの塗装は結構強いです。
コーティングするとなると道具が必要になるし、めんどくさい(笑)
100円で買えて、魚が釣れる!(フックは交換必須!)ってのが、ダイソージグの魅力。
「一個一個コーティングするために時間と労力を費やすのは、効率悪いんじゃないかな…」って僕は思います。
ダイソージグ最強説!

正直、僕もナメていました。
「どうせ飛距離も飛ばないし、魚も釣れないんだろ…」と。
しかし、使ってみたら短時間釣行でヒラメ2匹。
「今までジグパラTGとか使ってたけど、そこまで釣れなかったぞオイ…」
100円で魚が釣れるジグの登場となると、メタルジグを販売しているメーカーは困るでしょう。
でも、我らショアジギンガーにしてみれば、最強のお供となります。
興味がある方は一度、魚が釣れる時期にダイソージグを使ってみてください。
100円で試す価値は…