
そんな疑問に答えます。
ハタハタ釣りのやり方、仕掛けについて詳しく解説していきます。
この記事を見るとハタハタ釣りがわかり、釣果UPすることができると思います。
11月末~12月中旬までの短期間しか釣ることができないハタハタ釣りをご存じでしょうか?
僕の住んでいる秋田県では有名な魚で、冬の2~3週間だけ堤防で釣ることができる魚です。
なぜハタハタが冬に釣れるのかというと、普段は水深の深いところにいます。
しかし、冬になるとハタハタは産卵のために岸に近づいてきます。
そして産卵が終わると、再び深い場所に戻るため、短期間しか釣ることができないわけです。
今回はそんなハタハタ釣りについて詳しく解説していきますね。

Contents
ハタハタ釣り
ハタハタが釣れる時期

ハタハタが釣れ始める時期は11月末~12月の初旬が多く、本隊が接岸するのは大潮の日です。
本隊が接岸する前にチラホラとハタハタが釣れ始めますが、大量に釣れるのは本隊が接岸してから。
ハタハタが釣れるのは2~3週間の短期間。
風速が強かったり、海が荒れると釣りができない状況にもなるので、「釣果よりもいのちを大事に」でいきましょう。

ハタハタ釣りのタックルについて

ハタハタ釣りは基本的に足元に仕掛けを落とし、ロッド(竿)をしゃくって釣ります。
厳密には、釣るというよりも引っ掛けて釣ることになります。
仕掛けを上下に動かして針に掛かったら釣りあげるわけです。
そのため特別なタックルは必要ありません。
釣り具屋に売ってある安いタックルでも十分ですし、サビキ釣りでアジを釣るようなタックルでも問題なく使用できます。
僕の場合、サビキ釣りで使っているタックルを使っています。
3mくらいのロッドだと長時間のしゃくりでも疲れにくいので使いやすいですね。
ハタハタ釣りの仕掛け

ハタハタ仕掛けは市販されているものを使えば問題ありません。
人によっては自作のハタハタ仕掛けを作っている方もおりますが、個人的には時間と労力をが必要になるのでおすすめしません。
秋田県十文字のラッキーというショッピングセンターに行けば、激安でハタハタ仕掛けを購入することができるので、自作するよりもオススメ。
おもりは10~15号を使用すれば大丈夫です。
夜釣りであればケミ蛍があると自分の仕掛けがどこにあるのかわかりやすいです。
道糸は3~4号くらいがいいです。

ハタハタの釣り方
ハタハタ釣りは遠くにキャストする(投げる)必要はなく、足元に仕掛けを落とします。
あとは仕掛けを上下にしゃくっていれば、勝手にハタハタが掛かります。
ハタハタが釣れない場合、釣り方が間違っているというよりはハタハタが接岸していない可能性が高いです。
周りの釣り人は釣れているのかどうかを観察して、状況によっては釣り場を変えることも検討しましょう。
ハタハタ釣りの時間帯

ハタハタ釣りに適している時間帯は夜~朝マズメです。
理由としてはハタハタは夜間に産卵のために接岸します。
夜間に接岸するので、その時間帯に釣りをすれば釣果に恵まれる可能性が高いってわけです。
とはいえ、日中だと釣れないというわけではありません。
釣果という観点で優先するべきは、夜~朝マズメですが、自分の都合に合わせて釣行へ向かう感じですね。
ハタハタ釣りに必要な道具

ハタハタ釣りに必要な道具は以下になります。
■ハタハタ釣りの道具■
・タックル
・ハタハタ仕掛け
・クーラーボックス
・防寒具
12月のめちゃくちゃ寒い時期での釣りになるので、しっかりとした防寒対策をしていきましょう。
長くつや手袋、ヒートテック、温かい靴下、ホッカイロ、ニット帽などあらゆる防寒対策が必須で、海は風が強いのでできるだけ風を通さない防寒具があると便利です。
釣り具屋で、SHIMANOやDAIWAなどの防寒具を買うとかなりお金がかかります。
たしかに性能はめちゃくちゃいいのですが、そこまでお金をかけなくてもコスパのいい防寒具で十分です。
ワークマンの防寒具は安くて、性能がいいのでコスパのいい防寒具を買うことができますよ。

ハタハタの釣果情報
ハタハタ釣り掲示板について

ハタハタ釣りの掲示板を紹介します。
掲示板の性質上、誤情報の可能性がありますが、釣り具屋の釣果情報などと総合的に参考にするメリットはあるかもしれません。
ハタハタ釣りの釣果情報
釣果情報のサイトは掲示板よりも信頼性が高いので、釣りに行く前にどこで釣れているのかチェックしましょう。
今現在、ハタハタが釣れているポイントを知ることができるので、ぜひ参考にしてください。
ハタハタ釣りブログの紹介

ハタハタ釣りの釣果情報を書いてくれているブログを紹介します。
釣果サイト同様、信頼性も高いので参考にさせてもらいましょう。
ハタハタ釣りでルアーは使えるか?

ハタハタ釣りはルアーでも釣ることが可能です。
しかし、手返しが悪くなるので効率を考えるとハタハタサビキのほうが断然いいでしょう。
ハタハタ仕掛けは5個針がついているので、一度に数匹釣れることもあります。
ルアーの場合、トレブルフックやアシストフックがついているとはいえ、一度に釣れるのはほぼ一匹。
しかし、ハタハタが釣れている時期にルアーを投げているとシーバスがヒットする可能性があります。
ハタハタパターンと呼ばれます。
僕自身まだハタハタパターンは狙ったことはありませんが、機会があれば狙っていきたいですね。
ハタハタが釣れている時期のシーバスを狙うのであれば、メタルジグでもミノーでもOK。
ただし、ハタハタ釣りの時期は入るスペースがないくらい釣り人でいっぱいです。
隣の釣り人の仕掛けに引っ掛かる可能性があるので、ルアーをキャストするのであればトラブルにならないように釣り場選定をしっかりとしなければいけません。

2020年のハタハタ釣りは不良だった
今年は2021年ですが、前年の2020年のハタハタ釣りは不調でした。
例年であれば、ハタハタの本隊が接岸している時期だと、キロ単位で釣ることができていました。
しかし、2020年に関しては接岸している群れが小さいためか、ほとんど釣れなかったようです。
由利本荘市でハタハタ釣り
ハタハタ釣りポイント【金浦漁港】
ハタハタ釣りでオススメできるポイントは金浦漁港。
シーズンになると釣り人で釣りができる隙間がないくらいごった返します。
釣りも比較的やりやすく、万人にオススメできる釣り場です。
ハタハタ釣りポイント【本荘マリーナ】
僕もハタハタ釣りをするポイントで、非常にオススメなポイントです。
シーバスで有名な釣り場でもあるので、ハタハタだけではなくハタハタパターンのシーバスも狙えちゃうかも…
秋田のハタハタ釣りのおすすめ釣り場は以下にまとめているので、ぜひ参考にしてください。

『2021年』ハタハタ釣り

今回はハタハタ釣りについて紹介してきました。
釣り方としては難しくないし、タックルも特別準備しなくて大丈夫なので、ハタハタサビキ仕掛けをいくつか準備しましょう。
釣り場によっては根掛してしまい、ロスト(失う)ことがあるため、替えの仕掛けを持って行ったほうがいいです。
ハタハタは煮て良し、焼いて良しで非常に美味な魚で、大きな群れに当たれば、何十キロ単位で釣ることも可能。
ただ、冬の海は風も強く荒れやすいので防寒対策をしっかり行い、危険だと判断した時は無理せず中止することも大事です。